●(76)死神の鎌

イーチィを仲間にしたトラッシュ達は、ファイナルGシステムの奥へと進む。
次第に強大になる敵が、最後の敵タッカーが近いことを教えていた。
通路を曲がったところで、ガンダムデスサイズを発見するトラッシュ。
「お待ちなさい この先には行かせませんよ」
死神の姿をしたガンダムは、そう言って鎌を一閃させた。
「なぜお前はタッカーに協力するんだ!」
トラッシュの問いに、デスサイズのパイロット・マフディは薄く笑う。
「わたしもタッカーの意見に賛成だからですよ。愚かな人間など、地球には必要ありません」
タッカーは優性人種による人類の支配を提唱している。
真に優れた人間が上に立ち、人類を導けばいい。
そうすることで間違いの無い道を人類は進むことができる。
すなわち、弱者は「悪」だ。
「もう止めないい! タッカーの言いなりになるなんてバカよ!」
「言いなり? それは違います。あの『人形』が好き勝手できるのは今だけです・・・」
トレミーの叫びに、マフディは無表情に衝撃的な一言を口にした。
「どういうことだ?」
「フフフ、おしゃべりは終わりです。あなた方は、わたしの部下と遊んでいなさい」
怪訝な顔をしたトラッシュを尻目に、デスサイズは通路の奥へと姿を消す。
代わりに、控えていた敵MSが飛び出してきた。

























































