●(68)黒い渦


3機の強敵を倒したトラッシュ達は、扉のさらに奥へと進む。
そこには、タッカーのマスターガンダムが待ち構えていた。
「あいつらを倒したのかい? やるね、誉めてあげるよ」
余裕の笑みを浮かべるタッカー。
「約束だ! イーチィをかえせ!」
「そんなにイーチィが大事なのか?」
「あたりまえだ! イーチィは大切な仲間だ!」
「心配するなよ 約束は守るからさ!」
ほくそ笑むタッカー。
差し伸べられたマスターガンダムの手の平の先の空間が歪み始めた。
「なにを・・・企んでいるんだ!」
身構えるトラッシュ。
「企む? クックックッ、大丈夫さ、ちゃんと返してあげるよ!」
タッカーの背後で歪む空間の渦の中で、何か巨大な影がゆっくりと起き上がろうとしていた。
タッカーの高笑いが響く。
普段は冷静なタッカーが、珍しく興奮していた。
トラッシュの首筋を冷や汗が伝う。
タッカーは、笑いを堪えきれないといった風に高笑いを続け、言い放った。
「もうイーチィに用は無い・・・必要ないんだよ!」

























































