●(41)恐怖デビルガンダム

アイゼングラードの要塞部分をつき進むトラッシュ達。立ちはだかるのはデスアーミーだ。
アイゼングラードは、完全にネオザースによって支配されていた。
打倒ウラジ・ザースを胸に進撃するトラッシュのZガンダムの前に、地中から巨大なガンダムの頭を持つ蛇「ガンダムヘッド」3体が現れる。
その異形の姿に怯えるフリッツ。しかも自己再生機能をもっており、倒しても倒しても再生してくる。
再生速度を上回る殲滅速度でこれをなんとか凌いだ一行。
このような特別な形の敵が現れたということは、それを操る本体が近いということだった。
レンザーは、敵の正体を掴みかねていた。
なぜアイゼングラード軍は、こうも簡単にネオザースの手に落ちたのか。
仮にも世界最大の軍事力を持つアイゼングラードが、不気味な力を持つ精鋭とはいえ、小規模たるネオザースに遅れをとるものなのだろうか?
ソウメイ中将といえど、腕の立つ軍人。それがこうも簡単に落ちるものなのだろうか?
予想通り、要塞の最深部には、強大な敵「デビルガンダム」が待ち構えていた。
デビルガンダムの圧倒的なパワーの前に、徐々に押されているトラッシュ。
しかもデビルガンダムはデビルヘッド数体を作り上げては、放ってくるのだ。
数でも質でも負けているのは明白だった。
しかし、トラッシュ達には、それに勝る信念があった。
トラッシュ達は力を合わせ、デビルガンダムを撃破することに成功する。
激闘を終え、破壊したデビルガンダムを前に、疲れきったトラッシュ達は動くことすらできなかった。
そこへ、謎の声が聞こえてくる。
「なにをしている・・・自己再生がはじまる・・・はやくトドメをさせ・・・」
それはデビルガンダムのコクピットからだった。
「あなたは、まさか・・・」
レンザーの顔がひきつった。
■デビルガンダム
アニメ『機動武闘伝Gガンダム』に登場。正式名称は「アルティメットガンダム」。
この機体は「自己進化」「自己修復」「自己増殖」の3大理論を備えたガンダムであり、主人公ドモン・カッシュの父、ライゾウ・カッシュ博士によって開発された。アルティメットの名の示す通りの3大理論に基づき、汚染がひどい地球環境を浄化する予定であったが、この特性の軍事利用を目論むネオジャパン軍が押収を敢行。機体を軍から守ろうとドモンの兄・キョウジが乗り込み逃走、地球に降下したショックで暴走、人類を危機に陥れる悪魔デビルガンダムと化してしまった。
自己進化の法則に基づき、主人公と対戦するたびに形態を進化させ、ネオジャパンコロニーを取り込む第4形態まで確認されている。
その後、進化に必要な生体ユニットが生命を生まない男性では限界があることが判明し、ドモンのパートナー、レイン・ミカムラをとりこむ最終形態に進化。ドモンの乗機ゴッドガンダムを最後まで苦しめた。



























































