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2005年07月31日

●(40)白いマラサイ


エネルギー供給先である砦を破壊したことで、アイゼングラードを覆っていたバリアが消えた。
アイゼングラードへの道を開くことに成功したトラッシュ達は、ウラジ・ザースが立ち篭もるアイゼングラードへと急ぐ。

アイゼングラード軍要塞へと侵入したトラッシュを、白いマラサイが呼び止める。
それは、マリーの介抱の甲斐があってDG細胞から回復したレンザーだった。

 

DG細胞に感染していたレンザーだからこそ分かる、DG細胞の恐怖。
それは理性と人格を失わせ、人間を破壊を楽しむ殺戮マシンと化してしまう狂気の細胞だ。
そのような卑劣な手で、自分の思い通りに人を操ろうとしていたネオザースに憤りを感じるトラッシュ。

しかしまた、トラッシュには後ろめたいことがあった。
DG細胞感染者とはいえ、ソウメイ中将を殺したのは、他でもない自分自身なのだから。
悔やんでも、謝っても取り返しの付かない、重大なこと。

「謝るのは自分たちの方だ・・・君たちを巻き込んでしまってすまない・・・」

レンザーは謝るのは自分のほうだと言う。
敵に操られているとはいえ、アイゼングラード軍のせいで、世界はおかしくなっている。
ソウメイ中将を自分の手で殺した罪悪感のあるトラッシュも、元々はただの民間人。本来なら関わるべき存在ではないのだ。
しかし、いまや彼らの力なくして、ネオザースの狂気の暴走を止めることはできないところまできている。

「トラッシュ、頼む! わたしを連れて行ってくれ!」

元アイゼングラードの軍人として、自分の手でケリをつけたいというレンザー。
責任感の強いレンザーは、軍の失態を自分の手でどうにかしたかったのだ。
おそらくその「決着」のつけ方は、軍の壊滅になってしまうだろう。

それでもいい。
平和になれば軍隊なんていらないのだ。
自分の居場所は、軍隊ではなく、平和な世界の上なのだから。

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■RMS-108(MSA-002):マラサイ
ティターンズ主力MS。基本カラーは赤。ジオン系技術者によって開発され、ザク系統の機体に分類される。デザイン的にはハイザックをベースにし、頭部はザクだが大型の装甲で覆うことによって耐久性を向上させている。装甲の強化には、エゥーゴから入手したガンダリウム合金が使用できたことが大きい。
なぜエゥーゴから技術提供があったか? グリプス戦役勃発当初、もともと主力MSを持たないエゥーゴが月のアナハイム・エレクトロニクス社に依頼、リックディアスに使われていたガンダリウム合金の技術をわたし開発を進めていたのだが、ガンダムマークII強奪事件の関与を疑われたアナハイムが、「ティターンズと仲良くしたい」という意味を込めて、この機体をエゥーゴではなくティターンズに納品したという経緯がある。(※ちなみに後にエゥーゴには別工程で開発が進められていたジム系の「ネモ」が譲渡されている)
開発番号が2つあるのは、エゥーゴに依頼されて開発していた試作機のものと、ティータンズ納入時に急遽割り当てられたからという政治的な理由があるからである。
ハイザックの上位機種になっていることから、地球降下作戦時にはハイザック隊の指揮官機として仕様され、カクリコン、ジェリドが搭乗した。
劇中では、大気圏降下前のタイムリミットを使った限界ギリギリのバトルを、フライングアーマー装備のマークIIと展開し、大いに盛り上げた。そのドラマチックな結果に、降下用バリュートを装備したマラサイの人気は高く、造形の美しさもあって放映当時のプラモデルの中で最も売れた商品とされている。

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Witching Hour
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外国人のマラサイ

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