●(13)マリーの正体
トラッシュを迎え入れたマリーは、大所帯になったトラッシュのパーティに驚く。
また、ガベンジャーはマリーという名に聞き覚えがあった。
管理機構「ジーズ・ユニコーン」初代局長にして、架空歴史学の権威。それがマリーの正体だった。
(※架空歴史学とは、失われた宇宙世紀が存在したか存在しなかったかを検証する学問の分野らしい。宇宙世紀は伝説などの架空の話だと定義する学者もいるようだ)
「初代局長!?」トレミーが驚く。「だってユニコーンって設立されたの50年以上前じゃない!」
勘違いだと、力説しながらなんとかトラッシュ達を追い返そうとするマリー。
また、ヴァンガスは知り合いだが、間違っても悪い男ではないはず、と首をかしげる。
それならば自分の目で確かめてみればいいさ、とマリーはブラックマーケットのチケットをわたし、開催場所を教える。
そして、トラッシュひとりだけを呼ぶと、彼だけにそっと告げた。
「どんなことをしてもイーチィを守ると、誓って」
今はまだこの言葉の意味が分からなくても、今に分かるときが来る。
その時は、必ず・・・。
トラッシュは、イーチィを守ることを誓い、一行はスカンジナビア半島で開催されるブラックマーケットへと出発する。

























































